営業や事務、技術職など色々な職種がありますが、ほとんどの仕事はチームで行い、コミュニケーションが必要となってきます。
しかし社員の中には人見知りでコミュニケーションが苦手な人が必ずいます。
そのような人は、コミュニケーションが苦手ゆえに自分の考えや疑問を相手に伝えることを躊躇しがちで、その積み重ねが人間関係に溝を作り、仕事上の協力関係を築きにくくしてしまうのです。
しかし実は、人見知りを改善することは可能です。
しかも、とても簡単な訓練で人見知りを改善することができます。
いきなり自分から周りの社員にたくさん話しかけることはハードルが高いのですが、毎日小さなタスクを自分に与えることで、その積み重ねで人見知りは改善されるのです。
小さなタスクとは、毎日その日の特定の相手を決めて、一言なんでもいいから自分から話しかけることです。
社員の中の話しやすい人、苦手な人など毎日順番にまわすようにして、その日決めた人に話しかけるのです。
仕事とは関係のない雑談で構わないので、何か自分から話しかけることを繰り返し、相手に興味をもてるようになることが大事です。
これを繰り返すことで相手からの質問への返答の仕方や、話の流れの作り方など体験を積むことができます。
結果、社員の相互理解が深まり、業務をする上でも良好な人間関係のもと、会話を通して協力し合えるようになります。
この訓練を少し意識して毎日続けることが、負担をあまり感じずに自然なコミュニケーション能力を培う良き方法の一つです。